|
|
 |
 | アレクサンドロス大王物語著者 伝カリステネス 訳者 橋本隆夫 ヨミ はしもとたかお シリーズ 叢書アレクサンドリア図書館 第7巻 ISBN ISBN4-7720-0401-7 C0398 判型 A5判上製 頁数 419ページ 発行 2000.7.15
定価 5775円
分野 西洋文学(小説・エッセイ)
在庫 品切れ |
CONTENTS |↓概要|↓目次|↓この本を注文|↓類書・その他|
概 要 アレクサンドロス大王の死後ただちに数々の伝記が書かれたが、そこにさまざまな物語的要素が加わって荒唐無稽なアレクサンダー・ロマンスが形成された。本書は世界的に見て聖書についで多くの国語に翻訳され、民衆に愛好されたものである。 |
|↑top|↑概要|↓目次|↓この本を注文|↓類書・その他|
目 次 本 文
第一巻
第一節 前書き。アレクサンドロスの父はエジプト王ネクテナボンであること。彼が呪術師であったこと。◆第二節 エジプトが諸国の軍勢に攻め寄せられていることがネクテナボンに報告されるが、彼は意に介さないこと。◆第三節 ネクテナボンは呪術によってエジプトの崩壊を予知し、マケドニアに落ちのびる。セラピス神殿の神官は、老王ネクテナボンが青年王となって帰国するであろうことを予言すること。◆第四節 マケドニアの王妃オリュンピアスが、夫ピリッポスの件についてネクテナボンに相談すること。リビュアの神アンモンと交わりをむすび子を儲ければ、ピリッポスとのあいだはうまくいくであろうとネクテナボンが慰めること。◆第五節 ネクテナボンのまじないにより、オリュンピアスはアンモン神と交わる夢をみること。◆第六節 オリュンピアスは夢が現実になるようにと、ネクテナボンに依頼すること。ネクテナボンに王妃は寝室近くに寝所を与えること。◆第七節 ネクテナボンはオリュンピアスの夢にあらわれたアンモン神のすがたに変装してオリュンピアスの寝所に上がり、王妃と交わる。王妃は妊娠し、おなかの様子が日々めだつようになること。◆第八節 ネクテナボンの呪術により、遠征先にいるピリッポスは妻オリュンピアスがエジプトの神らしいものとのあいだに子供を儲けたことを夢で知る。◆第九節 帰国したピリッポスは不安ながら、オリュンピアスに励ましの言葉をかけること。◆第一○節 ピリッポスは妻の妊娠のことで悩んでいるとき、ネクテナボンは呪術を用いて大蛇を宴会の間にしのび込ませると、オリュンピアスと大蛇とはおたがいに親愛を示したこと。これをみて、ピリッポスは妻から生まれる子が神の子であることに確信を抱いたこと。◆第一一節 ピリッポスの見た異象。鳥のうみ落とした卵から蛇の子があらわれ卵の殻をひとまわりし、ふたたびそのなかに潜りこもうとして命を落とす。産まれる子は世界を征服し、帰国の途中で夭折するという予言者の解釈。◆第一二節 ネクテナボンの呪術によって、世界の支配者となる運命の子として生まれるように手配すること。雷鳴と稲妻が天にとどろき走ったこと。◆第一三節 アレクサンドロスという名前がつけられる。幼児から少年に成長するあいだ、あらゆる学問を身につけ人並みすぐれた能力を表わしたこと。人間を食う馬がピリッポスの厩舎に運ばれたこと。◆第一四節 十二歳のアレクサンドロス。ピリッポスにもオリュンピアスにも似ていないアレクサンドロスはピリッポスには愛されていなかった。アレクサンドロスは占星術を学ぶために、夜、郊外にでる。途中、深い穴にネクテナボンをつきおとす。ネクテナボンはアレクサンドロスの実の父親であることをうち明け、そのまま穴のなかで死んでしまうこと。アレクサンドロスは父親ネクテナボンを背に負って連れ帰る。ネクテナボンの葬儀。第一五節 ピリッポスは後継者について神託をうかがうと、人間の食う馬(ブケパロス)を乗りこなす者が世界の王となると予言を受けること。◆第一六節 アリストテレスの弟子たちのなかのアレクサンドロスの逸話◆第一七節 十五歳のアレクサンドロス。ブケパロスがアレクサンドロスに親愛の情を示す。ブケパロスに乗って町のなかを駆け抜けるのを知って、父ピリッポスは喜ぶ。◆第一八節 オリュンピア競技祭のおこなわれるピサでの逸話。アカルナニアのニコラオスとの鞘当て。◆第一九節 ニコラオスも参加した戦車競技でアレクサンドロスは優勝し、ニコラオスは事故で死亡したこと。オリュンポスのゼウスの予言。◆第二○節 アレクサンドロスが帰国すると、ピリッポスはアレクサンドロスの母親オリュンピアスを離縁し、リュシアスの妹クレオパトラという名の女性と結婚していたこと。◆第二一節 祝宴の席上で、リュシアスの暴言に興奮して、アレクサンドロスは彼を殺害すること。クレオパトラの追放のこと。◆第二二節 アレクサンドロスが、ピリッポスとオリュンピアスの和解を取り持ったこと。第二三節 マトネの町の反乱の制圧にアレクサンドロスが派遣され、説得で市民たちを帰順させたこと。貢税をとりたてにきたペルシアの使節にたいして支払いを拒絶したこと。第二四節 オリュンピアスに横恋慕したパウサニアスという人物が、ピリッポスの暗殺をはかるが、そのとき戦場から帰国したアレクサンドロスが母親を助け出し、瀕死のピリッポスに暗殺者パウサニアスの身柄をわたし、復讐を果たしてやったこと。その後のピリッポスの死のこと。◆第二五節 アレクサンドロスはピリッポスに従軍した老兵たちに、ペルシア遠征に参加するように説得し、兵たちはこれに応じたこと。◆第二六節 十八歳でピリッポスの王位を継承したこと。イリュリア人などの反乱。◆第二七節 アレクサンドロスによるテバイ攻撃と破壊◆第二八節 テバイからマケドニアに帰国。トラキア地方の征服。ヘレスポントスを渡り、グラニコス河畔の戦いでペルシア軍に勝利。イオニア、カリア、プリュギア、リュキア、パンピュリア征服◆第二九節 シケリアに続いて、イタリア征服◆第三○節 アフリカに渡り、カルタゴ征服。リビュア征服。シワのアンモン神訪問。自分の出自について確信を得る。アレクサンドロスの名のついた町の建設を計画。◆第三一節 プロテウスの島の対岸にあって、十二の村からなる地域に町の建設計画を立てること。◆第三二節 新しい町の線引きを小麦粉によっておこなうと、あらゆる鳥がこれを食ってしまったこと。◆第三三節 サラピス神がアレクサンドロスにこれから建設する町の繁栄を約束する。◆第三四節 エジプト王としてメンフィス訪問。そこでエジプト最後の王ネクテナボンの彫像を見る。こうしてネクテナボンが青年となってエジプトに君臨するという神託が成就されたこと。◆第三五節 エジプトからシリアのテュロスに侵攻。一度敗退するが、再度の攻撃でテュロスを陥落させる。トリポリス地区の確立。◆第三六節 進軍の途中、ペルシアの使節と会見。ダイレイオス王の恫喝の手紙。◆第三七節 アレクサンドロスの怒り。使節にたいする脅迫と慰撫。◆第三八節 アレクサンドロスのダレイオス宛の手紙。◆第三九節 ダレイオスの、キリキア地方の太守宛の手紙。キリキア地方のペルシアの太守たちのダレイオス宛の援軍要請の手紙。ダレイオスの太守宛の手紙。◆第四○節 ピナロス河近くに陣を進めたダレイオスのアレクサンドロス宛の手紙。◆第四一節 アレクサンドロスがキリキアのタウロス山中を超えダレイオスのいるイッソス河方面に進む。イッソス河畔の戦いに勝利。ペルシア軍の敗退。ダレイオスの逃亡。ダレイオスの妻女たちを捕虜にする。◆第四二節 ベブリュキアのヒッペリアでオルペウスの彫像が発汗するという異象。プリュギアのスカマンドロス河に到着。ホメロス讃歌。◆第四三節 アブデラ到着。◆第四四節 ボッテイアとオリュントス到着。カルダイオイ人の地方、黒海沿岸を征服◆第四六節 テバイ到着。攻略と破壊。◆第四六節A テバイの町の炎上するのを見てアウロスの得意な者が演奏を始める。
第二巻
第一節から第五節まで欠(クロル版参照、二三三ページ)◆第六節 キリキアを通過。◆第七節 ダレイオスとその側近たちが前後策について相談。◆第八節 アレクサンドロス水浴して体調をくずす。医者ピリッポスによる治療。側近パルメニオスのアレクサンドロス暗殺の計画とその失敗。パルメニオス失脚。◆第九節 エウプラテス河畔に到着。渡河のあと橋を破壊。ダレイオス軍はティグリス河畔に野営。両軍の戦闘(ガウガメラの戦闘?)。マケドニア風の武具を身につけたペルシア兵がアレクサンドロスを襲撃するが、失敗しとらえられる。◆第一○節 ダレイオスがバクトリア地方に退却。太守たちのダレイオス宛の救援依頼の手紙。ダレイオスのアレクサンドロス宛の戦闘続行の手紙。アレクサンドロスのダレイオス宛の手紙。◆第一一節 アレクサンドロスの支配するペルシアの太守たちに武器などの物資調達の命令を発す。太守たちのダレイオス宛の手紙。双方の戦闘準備。ダレイオスがインドの王ポロスに援軍を依頼したこと。◆第一二節 インド王ポロスの援軍派遣の返事。アレクサンドロスにとらわれているダレイオスの母親からダレイオス宛の手紙。◆第一三節 アレクサンドロス、ペルシアの町(ペルセポリス)に接近。本人みずから使者となって敵情の偵察に出かける。◆第一四節 アレクサンドロスは凍結したストランガ河のほとりに従者を残し、単身、町にはいる。使者としてダレイオスと会見。宴会に招かれること。◆第一五節 かつて使者としてマケドニアにきたことのあるパラガゲスという人物がアレクサンドロスを覚えていて、このことをダレイオスに知らせる。アレクサンドロスとっさにすがたをくらまして宮殿から逃走。ストランガ河を渡ったところで河が氷解し始めたこと。◆第一六節 ペルシア軍は凍結したストランガ河を渡り、マケドニア軍に攻撃をかけてきたが、アレクサンドロスの活躍でペルシア軍は敗北。多数のペルシアの逃走兵のために河の氷が割れてペルシア兵多数が死亡。ダレイオスの悲嘆。◆第一七節 アレクサンドロス宛の、捕虜となっている家族の返還を求めるダレイオスの手紙。アレクサンドロスはこれに不服。◆第一八節 クセルクセスの墓に捕虜となったギリシア人を解放しペルシアの地に住まわせることにすること。◆第一九節 インド王ポロス宛のダレイオスの救援依頼の手紙。ダレイオスがカスピア門のエクバタナにいることを知って、追跡を始めること。◆第二○節 ダレイオスの側近二人がダレイオス暗殺を計るが、瀕死のまま置き去りにして逃げる。アレクサンドロスがダレイオスを発見する。娘ロクサネをアレクサンドロスの妻にというダレイオスの遺言。◆第二一節 ダレイオスの葬儀。アレクサンドロスのペルシア統治の宣言。ダレイオスの暗殺者の名乗って出きてたのをつかまえ、ダレイオスの墓の上ではりつけにすること。◆第二二節 ダレイオスの母、妻、娘に宛てたアレクサンドロスの手紙。ダレイオスの遺言によりロクサネを妻とすることを伝えて、了解をえる。母オリュンピアスから結婚の祝いのための品物とどく。◆第二三節 四一節の終わりまで続くオリュンピアス宛のアレクサンドロスの手紙。ペルシアにたいする勝利の報告、ダレイオスの死の報告。◆第二四節より第三一節欠(ガンマ版参照、二九七ページ)◆第三二節 砂漠を北へ進む。ピュトイと呼ばれる二十四ペーキュスの背丈の人間たちに出会う話。◆第三三節 ライオンに似た赤い顔をした人間たち、オクリタイと呼ばれる背丈四ペーキュスの人間、メロパゴイ人に出会うこと。◆第三四節より第三五節欠(ガンマ版参照、三一四ページ)◆第三六節 日の出とともに成長し日没とともに消滅する樹木の話。触れた者が黒くなるという黒い石、冷水で調理される魚、触れると火のでる鳥の話。◆第三七節 道中を迷ってしまうが、そのまま行軍する。二十ペーキュスの背丈のろばに似た動物の話。頭のない人間の話など。◆第三八節 十日のあいだ暗闇のなかを行軍して海にでる。海には島があったので、島の探検に出かける。アレクサンドロスの死の早いことを予言する声がどこからか聞こえてくる話。水面から巨大な蟹があらわれる。鉄の箱をつくり海にもぐる話。深くもぐりすぎて巨大な魚に食われ水面の船もろとも引きずられて海辺に到着するや魚の口から吐き出された話。◆第三九節 太陽も月もない闇の世界での冒険。世界の果てをきわめようというアレクサンドロスの意志に従って、黒闇の地帯を進む話。二人の兄弟が老父を命令に反してひそかにつれてきたが、いざ困ったときに老人の知恵が必要とされて兄弟が面目をほどこした話。生命の水のあるにもかかわらず、アレクサンドロス自身はこれを手にいれることができなかった話。◆第四○節 人間の顔をした二羽の鳥がギリシア語を話し、一羽はこれ以上この地を歩むことのないように忠告し、一羽はインドの国が降伏するであろうと予言する。◆第四一節 光の世界にもどったあとの話。生命の水をアレクサンドロスの料理人とアレクサンドロスとその側女とのあいだにできた娘とが飲んだことを知って、アレククサンドロスがくやしがる話。この二人に立ちさるように命じた。料理人はアンドレアスという名の海に住みついているという話。さきの闇の世界が世界のの果てであるという標識をたてた話。大きな二羽の鳥に餌をつり下げ、首にはアレクサンドロスの乗るかごをくくりつけて天空を飛び、地上の世界を見物する。巨大な蛇がとぐろを巻きそのなかに大地のようなものが見えたという話。
第三巻
第一節 アレクサンドロスはインドへ行軍を始める。軍の指導者たちのあいだでアレクサンドロスの指揮に従ってインド遠征を継続することにたいする不満が広がるが、アレクサンドロスが説明して兵士たちの理解をえること。◆第二節 アレクサンドロス、インドの国境に到着。インド王ポロスの手紙を使節が持参。ギリシアへ帰国するようにというポロスの要請。アレクサンドロスのポロス宛返事。自分よりすぐれたものを手にいれようと人間は望むものだから、インドにあって、ギリシアにない、よりすぐれたものを望むという論理。◆第三節 アレクサンドロスは今度も自分みずから使者となって、ポロスを訪問する。同時に敵軍のもちいる象などの動物にたいする対策を練る。戦闘用の動物への対応策は成功したが、戦闘は互角の状態が続いた。アレクサンドロスの馬ブケパロスが倒れたせいで、アレクサンドロス自身は戦争に興味をうしない、敗色が濃くなってくること。◆第四節 この様子をみたアレクサンドロスは戦闘の中止を命じ、ポロス王との一騎打ちを提案した。アレクサンドロスは一瞬のすきをついてポロスを倒す。両軍のあいだで戦闘が再開するが、アレクサンドロスは戦闘をやめさせ、ポロスの死んだいまは戦闘を続けることは意味がないという。ポロスの宮殿を略奪し、ブラグマネス族のもとへ行軍したこと。第五節 はだかの哲学者といわれるブラグマネス族からの使者と手紙。アレクサンドロスは彼らの平和で豊かな暮らしぶりを見る。◆第六節 ブラグマネス族の者たちとアレクサンドロスの対話。そのなかの指導者ダンダミスとの対話。◆第七節より第一六節まで欠(ガンマ版参照35a参照、三五○ページ)◆第一七節 プラシアケへの道中、人間の言葉を話す二本の木のもとへ案内される。どちらの木の語ることも、アレクサンドロスの寿命がつきかけていて、母も妻も悲惨な死に方をするであろうということであった。◆第一八節 ベロエの女カンダケ宛のアレクサンドロスの手紙。カンダケの返事。◆第一九節 ベブリュケス人に襲われ、その妻を略奪されたカンダケの息子カンダウレスをプトレマイオスが救うことになった。アレクサンドロスは、プトレマイオスをアレクサンドロス王、自分はその従者アンティゴノスとして、カンダウレスの前に登場すること。◆第二○節 身分をいつわったアレクサンドロスとプトレマイオスはカンダウレスの妻をとりもどし、ベブリュケス人の王を殺害した。こうしてカンダウレスはアンティゴノスと思っているアレクサンドロスを母カンダケのもとに案内することになること。◆第二一節 カンダウレスは自分と妻の身に起こったことを母に説明し、アンティゴノスとしてのアレクサンドロスの親切な行為を理解させる。◆第二二節 カンダケが宮殿を案内する。アレクサンドロスの肖像画を見せて彼の正体を知っていることを伝える。以前に使者を送ってアレクサンドロスの肖像画を描かせていた。カンダケはしかし、彼の正体をこの地の者には知らせないと約束する。◆第二三節 カンダウレスの弟トアスの妻はポロスの娘であった。弟のほうはアレクサンドロスにかかわりがある者であれば、憎しみを感じて、その使者といえども殺してしまいたいといい、兄カンダウレスは妻を救いだしてくれた恩人であるので使者を大切に処遇するべきという。こうして兄弟のあいだで争いが起きるが、アレクサンドロスのとりなしで和解が成立する。カンダケは贈り物を用意して、アレクサンドロスを送り出す。◆第二四節 アレクサンドロスは帰途、神々の住む国にやってきて、セソンコシスと出会う。自分の死期をたずねるが、セソンコシスは、死期を知ったからには、その者は死んだも同じとなるから、知らせないがよいといって、教えてくれないこと。◆第二五節 本隊に合流したあと、アマゾネス族のもとへ行軍。アマゾネス族へのアレクサンドロスの手紙。アマゾネス族からアレクサンドロス宛の手紙。◆第二六節 アレクサンドロスのアマゾネス宛の、毎年兵を送るようにという手紙。アマゾネス族が一定の税と兵を差しだすことに同意する手紙。◆第二七節 二九節終わりまではオリュンピアス宛の手紙。テルモドン河周辺に住むアマゾネス族とのあいだの手紙の交換によって、アレクサンドロスへの従属を工作したこと。◆第二八節 エリュトラ海のテノン河、アントラス河を渡る。牛の頭をした人間などに出会う。エティオピア人の太陽の神をまつる祭壇を見る。リュッソスの港。高い山にあるサファイア製の壁にかこまれた神殿。神々に近づくことはもうやめにするがよいと忠告する、ギリシア語を話す鳥の話。キュロス王の宮殿にある、不思議な品物の数々。◆第二九節欠(ガンマ版二六a参照、三五四ページ)◆第三○節 上体は人間だが、胴から下はライオンと犬の頭でできている赤ん坊がアレクサンドロスのもとに運ばれてきた。すでに人間の部分は死んでおり、けものの部分だけは動いていた。占い師たちがこの異象を検討した。上体はアレクサンドロスを下半身はアレクサンドロスの部下たちを表わしており、おたがいにけもののように敵意をいだいて戦争を続けるであろうと占ったこと。◆第三一節 マアケドニアではアンティパトロスがオリュンピアスにたいして無礼をはたらいていたが、アレクサンドロスに知られたと疑った彼は、アレクサンドロス暗殺を計画した。父アンティパトロスから預かった毒物を用いて、その息子はアレクサンドロスの従者イオラスと暗殺の陰謀をめぐらした。数名の者をのぞいて全員暗殺計画を知っていたが宴席でアレクサンドロスはイオラスから毒物をのまされる。アレクサンドロスは苦痛にあえぎながら、帰宅したこと。◆第三二節 ペルディカス、プトレマイオス、リュシマコスの三人に相談しつつ、遺言書の作成にかかる。兵士たちが病床のアレクサンドロスのすがたをみようとあつまってくる。第三三節 男子が生まれたらマケドニア王にするようにという妻ロクサネへの遺言。アレクサンドロスの死のために宴をもよおすようにという母オリュンピアス宛の手紙。しかし、悲しみのあまり宴に出席する者はいなかったという。その死にさいしては、天から星が舞いおりまた天にのぼり、鷲が舞いおり舞いあがったということ。◆第三四節 プイトレマイオスはアレクサンドロスの遺体をエジプトにうつす。アレクサンドレイアに埋葬されたこと。◆第三五節 アレクサンドロスの生涯のまとめと事績
補 遺
クロル版 第一巻
第一二節 アレクサンドロスの誕生にさいしてのネクテナボンの呪術◆第三一節 当時のすべての町を測量したが、アレクサンドレイアより大きな町はないこと。◆第三二節 アレクサンドレイア建設にあたって大きな蛇があらわれたこと。◆第三三節 サラピス神殿からもどったその夜にアレクサンドロスの夢に世界の支配者セソンコシス王があらわれ、新しい町アレクサンドレイアの将来とアレクサンドロスの未来を予言すること。◆第四五節 ロクリスに到着。一日行程のアクラガスのアポロン神殿を訪問し、ヘラクレスとならび称せられるようになると将来を予言されること。◆第四六節 三日のあいだテバイの町は炎上を続けた。テバイの町はほとんど跡形もななくなったこと。◆同 アウロス奏者イスメニアスがテバイの破壊をみながらアレクサンドロスに嘆願するが、アレクサンドロスはテバイにたいする憎悪をすてなかったこと。◆第四七節 イストミア競技祭で、テバイ人の生き残りの者が三種目すべてに優勝したので、アレクサンドロスはその者の栄誉に免じてテバイの町の再建を許したこと。
クロル版 第二巻
第一節 アレクサンドロスはコリントスからプラタイアに進む。その地の将軍スタサゴラスはコレ神殿の巫女にたいする扱いでアレクサンドロスの怒りを受ける。アレクサンドロスはアテナイに手紙を書いて降伏を勧めること。◆第二節 アテナイ側の拒絶の返事。アレクサンドロスの、アテナイ攻撃の意志を示すとともに弁論家の引きわたしを要求する手紙。アイスキネスのこれに賛同する意見と反対するデマデスの意見の対立。◆第三節 デモステネスが意見を求められて、アイスキネスに近い意見を述べること。◆第四節 デモステネスの、アレクサンドロス称賛の演説。◆第五節 アレクサンドロスの、アテナイを救済するという手紙。◆第六節 アテナイからラケダイモンへ進み、降伏を求める手紙を送るが、スパルタ側は戦闘に突入したが、破れる。アレクサンドロスはラケダイモンには税の免除を与えた。◆第九節 ティグリス河とエウプラテス河とがナイル河に注いでいること。◆第一四節 アレクサンドロスはダレイオスに勝利しその宮殿にはいる。◆第一九節 カスピア門のあたりを逃走しているダレイオスの追跡を始める。◆第二一節 アレクサンドロスのペルシア統治宣言のつづき。◆第二二節 アレクサンドロスの妻ロクサネ宛の手紙。
クロル版 第三巻
第四節 この王国以外にもアオルネという高山地帯をもアレクサンドロスは征服。◆第一七節 アリストテレスへの報告書として。プラシアケの都の近辺の海に浮かんでいる島が実は巨大なけものであったという話。プラシアケからの行軍。世界の支配者セソンコシス王のたてた柱の話。その地での野営中のおそろしいけものや奇怪な恰好をした人間たちとの遭遇。◆第二六節 プラシアケへの行軍。アリストテレスからアレクサンドロス宛の、アレクサンドロスの事業への賛嘆を著した手紙◆第二七節 オリュンピアス宛の、冒険についての報告の手紙。バビュロンからヘラクレスの柱まで進み、テルモドン河の流域に到着した話。◆第三○節 死の近いことを知ったアレクサンドロスは、ディオニュソスとヘラクレスに次ぐ第三番目の人間としての運命を与えてくれるようにゼウスに祈ったこと。◆第三二節 アレクサンドロスの死の苦痛。ロクサネが宮殿を抜け出たアレクサンドロスを連れて帰る。遺言書の作成にかかること。◆第三三節 遺言書の朗読。アレクサンドロスの死。
ガンマ版 第一巻
第一九節 アレクサンドロスの戦車競技のこと。ニコラオスとの争い。◆第二○節 アレクサンドロスがローマから帰国。民衆から歓呼の声で迎えられる。◆第二三節 スキュティア人との戦争ではアレクサンドロスが父ピリッポスにかわって指揮をとり、勝利をみちびいたこと。◆第二四節 スキュタイ人捕虜をマケドニアに連れて帰国すると、都では、混乱が生じていて、母オリュンピアスに横恋慕したテッサロニケの王アナクサルコスが、オリュンピアスを略奪した。アレクサンドロスはアナクサルコス軍をやぶり、アナクサルコスを捕虜として、ピリッポスにひきわたしたが、こぜりあいの戦闘で負傷したピリッポスはアナクサルコスを刺し殺したあとで息をひきとったこと。◆第二六節 ペルシアの使者がアレクサンドロスのまえに拝跪して、ダレイオス王の手紙を渡す。貢税を支払うようにという催促の手紙。アレクサンドロスの拒絶。アレクサンドロスの兵十四万七千をテッサロニケに向ける。テッサロニケ服属。◆第二七節 アレクサンドロスのラケダイモン侵攻。アテナイでの十二人の弁論家による会議。テバイの破壊。ディオゲネスとの会話。テバイの炎上破壊後、アレクサンドロスはローマ占領に向かう。ローマの服属後、さらに西方へ進軍。それから南方に方向を変え世界の南端に達し、オケアノスに到着。空中を飛ぶ女たちとの戦いの話。その後、北方に向かい、結局、西方の世界全土を制圧したという話。◆第三五節 アレクサンドロスの将軍たちが諸都市を建設したこと。◆第三六節 シュリア地方から逃げ延びたひとびとはダレイオスに、マケドニア軍にたいしては勝ち目がないと報告する。ダレイオスのアレクサンドロス宛の、毎年の税を支払うようにという内容の手紙。
ガンマ版 第二巻
第一一節 ダレイオスのインド王ポロス宛の、援助要請の手紙。◆第一二節 ポロスが五万の兵をダレイオスに送ることにしたこと。◆第一四節 ダレイオスの様子を見たときのアレクサンドロスがすこしばかりのおそれを感じたこと。◆第一五節 使者としてダレイオスの宴席に招かれていたアレクサンドロスが正体を気づかれたので、逃走する話。◆第一六節 マケドニア軍によるペルシア兵の殺戮とアレクサンドロスの態度。◆第二二節 アレクサンドロスとダレイオスの娘ロクサネの結婚式の準備。◆第二三節 アレクサンドロスはペルシア軍をあわせてエジプト遠征をおこなう話。◆第二四節 アレクサンドロス、ユダヤを併合。唯一の神を信じる彼らには税のとりたてはしないという処置。◆第二五節 エジプト到着。軍の野営所の配置をすませたあとで、アレクサンドロスが病気になり、エジプト人がアレクサンドロス殺害を計画する。アレクサンドロスの侍医ピリッポスの治療の話。◆第二六節 マケドニア軍とペルシア軍がアレクサンドロスに率いられて、エジプト人の町を包囲攻撃。エジプト人恐怖のあまり、アポロンの神託に相談。神託からネクテナボンの故事を思いおこして、エジプトを捨てたネクテナボンの生まれかわりがアレクサンドロスであることに思いあたり、アレクサンドロスに忠誠を誓うこと。◆第二七節 ネクテナボンの宮殿を訪れる途中、町の者たちはアレクサンドロスにむけて歓呼の叫びをあげていた。宮殿の正面にネクテナボンの像があり、アレクサンドロスが近づくと像の王冠と左手の球をアレクサンドロスの頭上と左手に移したという話。◆第二八節 新しい町の建設にとりかかる。町の完成が近づいたときに、塔にのぼり、唯一真実の神の名を唱えたという話。◆第二九節 その後、内陸地方へ進軍。全身が毛むくじゃらで爪が一ペーキュスもある女たちとの遭遇。蟻が兵士や馬をさらう話。巨大な河にたどりつく話。◆第三○節 石をつめた箱を埋めて橋を作り河を渡った話。◆第三一節 渡河した地は別世界で、一ペーキュス半ほどの背丈の人間が住んでいた。さらに進むと、セソンコシスの像がたてられている地に到着した。セソンコシスが世界の果てであると判断したところである。アレクサンドロスはこのことを兵士には知らせず、さらに先の世界まで進むように伝える。◆第三二節 本文と同じ内容だが、手紙形式となっている。◆第三三節 さらに進軍すると、背丈の高い、色の黒い、髪の伸び放題の人間の種族に出会う。彼らとの戦闘では苦戦する。兵士たちはもうこれ以上先には行軍しないようにアレクサンドロスに懇願するが、拒絶されること。◆第三四節 ヘラクレスとセミラミスの黄金の柱をみつける。セミラミスの宮殿の発見。手と足が六本ずつある人間の種族に出会う。死んだ馬を海に捨てると、巨大な蟹が馬をつかんで沈めてしまった話。◆第三五節 沖にある島の調査にピロンを派遣した。ギリシア語を話す人間に出会ったので、アレクサンドロスも島に渡ったこと。◆第三五節A 島の人間が全員、はだかで生活しているブラグマネス族の人間たちであった。(三)から(一二)まではブラグマネスの者たちとの対話。(一三)以下(一八)まで、オネシクラテスがブラグマネス族の王ダンダミスを訪問して、彼との対話をアレクサンドロスに報告する。(一九)以下(五七)までアレクサンドロスとダンダミスとの対話第三七節 峡谷に橋をかけ、そこに大地の果てまで達しようという希望を述べた碑をたてる。◆第四一節 馬人間と出会い、戦闘をおこなう話。◆第四三節 アレクサンドロスから母オリュンピアスとアリストテレス宛の手紙。ペルシア征服以後の体験をつづる。ユダヤの神への帰依のこと、エジプト遠征のこと、アレクサンドレイア建設のこと、ヘラクレスの柱やセミラミス宮殿の発見のこと等々。現在インドの王ポロスとの戦争の準備を始めていること。◆第四四節 インドへの行軍の途中の話。ヘリオスの国でアポロンの神託がアレクサンドロスの死を明らかにした。脚の一本が羊の脚となっているこびとの群に出会う話。
ガンマ版 第三巻
第二節 アレクサンドロスのポロス宛の手紙◆第三節 インド軍との戦闘で恐怖にとらわれた兵士たちはアレクサンドロスをポロス王にひきわたし、ギリシアに帰ることを計画したが、アレクサンドロスはピロンの進言にもとづいて、兵士たちに演説をして、兵士たちを掌握することに成功する話。◆第二六a節 アレクサンドロス、屍肉を食らう種族を北方の山の奥に封じこめる話。
ラテン語版
解 説
アレクサンドロス関係年表
索 引 |
|↑top|↑概要|↑目次|↓この本を注文|↓類書・その他|
注 文 定価+送料200円で、宅急便にてお送りします。 注文は簡単です。以下の空欄に必要事項をご記入ください。 [注文確定]ボタンを押したあと、次の画面で内容を確認して[送信]してください。注文メールが弊社に届きます。 弊社は注文受諾の旨をメールで返信します。 それから4営業日ほどで宅急便(クロネコヤマトのブックサービス)にて本が届きますので、代金を宅配便のドライバーにお支払いください。 詳しい流れや疑問点は「ご注文について」でご確認ください。
| |↑top|↑概要|↑目次|↑この本を注文|↓類書・その他|
|
|