|
目 次
「桃花源」とはなにか――陶淵明ノートI
挑花源記并詩
1 なぜ「桃花源」か
2 士人の形成と分化
3 異族の地=江南
4 異族の血への憧憬
5 「桃花源」とユートピア
6 東アジアの願望空間
7 「桃花源記」の構造
8 「桃花源」と仙境
「緑去来」とはなにか――陶淵明ノートII
1 〈回帰〉の諸相
2 「帰去来の辞」の成立
3 二つの心的傾向
4 「中華」意識の相対化
5 二度目の出仕
6 「困窮」の志操
7 桓玄の簒奪
8 自然との交感
9 「栄木」に見る転調
10 矛盾する性向の止場
11 再び「序」について
12 「帰去来の辞」の構造
13 〈回帰〉の主題と変奏
14 「日本への回帰」と転向
15 永遠回帰の主題
慷慨詩について
1 『詩経』に見る慷慨詩のはじまり
2 『楚辞』の基本酌性格
3 阮籍の「詠懐詩」における慷概
「隠逸」とはなにか
1 〈文字をもつ者〉の系譜
2 楚狂接輿
3 長沮・桀溺と荷篠杖人
4 逸民と隠者
5「五柳先生伝」
6 始源への遡行
7 『後漢書』から
8 『世説新語』から
9 「園田の家に帰る」
10 「乞食」
11 隠逸志向の両義性とニヒリズム
参考文献
あとがき
増補版刊行にあたって
本書関係年表
人名索引
陶淵明関係略図
|